1886年に創業してから138年もの歴史がある小林製薬。
6代目代表取締役社長・小林章浩さんは、卒業後すぐに小林製薬に入社したわけではなさそうです。
そこで今回は小林章浩さんの経歴について調査してみました。
ぜひ最後までご覧ください
小林章浩の経歴まとめ
- 1994年:東京花王販売株式会社
- 1998年:小林製薬入社
- 2013年:42歳で代表取締役社長就任
大学卒業後は、小林製薬ではなく花王に就職されたのですね。
小林製薬の同業である花王に勤めてから、どんな下積み時代があったのでしょうか?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
小林章浩は大学卒業後、花王に入社
大学卒業後、営業として花王で4年間勤務
モノ作りに興味がった小林さんは、メーカーを中心に就職活動をしたそうです。
当時は履歴書に父親の名前を書く欄があったようで…
面接などで「もしかして小林製薬の」と言われてしまう。冷やかしだと思われたのかな。
と申し訳ない気持ちにもなったそうです。
社長の息子ならではの不安ですね。
就職活動を経て、花王に入社することになるわけですが、花王は小林さんの他にも、他企業の経営者のお子さんも受け入れていたそうです。
花王さん太っ腹ですね。
花王での経験は小林製薬でも活かされています。
社員みんなが会社に誇りを持ち、本質は何かをとことん突き詰める。
品質に妥協せず、全てにごまかしがない。
当たり前のことかもしれませんが、その当たり前を常に大切にすることで小林製薬を成長させ続けてきたのでしょう。
花王ではどんな仕事をしていた?
営業として東京で50もの販売店を担当していました。
- 大ヒット商品の欠品でお詫び行脚
- 新製品の売り込み
こんなエピソードもありますよ。
新製品の売り込みでは、必死のプレゼンテーションのおかげで全店で採用してもらえた
こういった経験をしたことで、自分にも自信がつき今の仕事にも繋がっているんですね。
1998年:小林製薬に入社
- 2001年6月:執行役員・製造カンパニープレジデント
- 2004年6月:取締役・国際営業カンパニープレジデント 兼 マーケティング室長
- 2007年6月:常務取締役
- 2009年3月:専務取締役・製品事業統括本部長
- 2013年6月:代表取締役社長(現任)
2~3年のスパンで順調に昇格をし続けたようです。
社長の息子だからと、すぐに社長になるわけではなく、しっかりと下積みを経験されています。
約15年の下積みを終え、社長に就任…中々のスピードですね。
モノ作りが好きだという小林さんですが、製造のみにとどまらず国際部門・マーケティング部門と様々な職を経験されています。
社長としての思い・実践していること
『あったらいいな』がキャッチコピーの小林製薬。
お客様も気付いていないものを、「これはどうですか?」とお出しして、「そうそう、こんなものがあったらいいと思っていたんです」と言ってもらうことなのです。
https://www.takarabe-hrj.co.jp/ring/season4/089/p1.html
これが小林さんの本当の想いだとのことです。
私たち消費者は、常に便利なものを探し、より生活が快適になることを望みます。
こういう理念を持った会社に私たちは日々助けられているんですね。
そんな商品を開発するために、社員全員が月に1個アイデアを考えるんだって!
営業や開発の人だけじゃなく、経理や広報の人も全員だって!
会社に貢献したり成果を上げたりした人には、社長から「ホメホメメール」がくる。
社長に直接褒めてもらえたら、どんどんやる気が出ますね!
大手企業で、ここまで社員を見てくれる会社はあるのでしょうか。
社員ファーストなとても素敵な社長さんですね。
まとめ
今回は小林章浩さんの経歴について紹介しました。
- 大学卒業後は同業である花王に就職
- その後小林製薬に入社
- 15年の下積み後、社長に就任
まだまだ社長として活躍されると思うので、注目していきましょう。
それでは今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
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